住職の日記帳

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2005年7月27日(水)
ホタル放流

 昨日、小学校の校長先生が昨年に引き続き、今年もヘイケボタルの幼虫を持って来寺、本堂裏の池に放流してくれた。
今年は気候のせいか発育が一月ばかり遅かったようだ。
昨年は、今頃もう羽化して飛び回っていたが、今年はまだ姿を見せず「ダメかナー」とあきらめていたところでした。
これからでもまだ期待が持てるとのこと。「お盆の頃には飛ぶかもね」と先生も話してくれました。
来月は、ホタルに会えるかもしれない。

2005年7月24日(日)
夏の甲子園予選

 今年も甲子園予選に燃えた。長女がマネージャーを務める木造高校がベスト4まで上がり、優勝候補・強豪山田高校と準決勝で対戦。
残念ながら、7対0で敗退したが選手達の顔には力を出し切った満足の笑顔があった。
厳しい練習にも耐え、泣きながら歯を食いしばってやってきた自負もあるだろう。
準決勝は全校応援で、スタンドは両校の生徒達で埋め尽くされていた。攻撃の回は、総立ちで応援である。
そして歓声とため息が繰り返される。敗退したが、互いの健闘を讃え両校がエールを送り合うのが高校野球らしい。
 暑い夏が、一つ終わった。

2005年7月7日(木)
蓮の葉が開いた

 蓮の葉が開いた。直径3cmにも満たないカワイイ葉である。
知人から戴いた「古代蓮の種」らしいのだが、発掘の種でなく実った物はすでに古代蓮とは云えないらしいと言われた。
しかし、何となくロマンを感じる。うまく育てばいいのだが・・・。

2005年6月27日(月)
「百婆」満員御礼

 昨日、わらび座ミュージカル「百婆」が満員御礼で無事終演した。
生でミュージカルを観る機会が少ない私を含め町民にとって感動の2時間であった。
異国に骨を埋める覚悟を、異文化の中での葛藤を面白く、また切なく演じている。
九州有田焼の元を作った朝鮮からの渡来人の生き様をパワフルに描いている。
観客も笑いあり、涙ありで、心の奥底には人と人との繋がりの大切さに感銘を受けていたようだ。
宝くじの文化事業で通常の半額で観劇出来たことと、この度の公演に裏方で参加できたことに感謝感謝。

2005年6月23日(木)
真夏日

 一昨日は夏至である。もう已に、一日一日と日が短くなっている。
そして、昨日は北国も真夏日である。今朝も9時に部屋の気温は30度目前だ。
今年も、猛暑になるのだろうか?
朝勤で厚着して寒さをしのいでいたのがついこの間の様な気がするが、今はいつ扇風機を回そうか迷っている状態だ。
季節の巡りが一層早く感じる今日この頃である。

2005年6月14日(火)
蝉が鳴いた

 今日、今泉の檀家さんにおじゃましたら、外でハルゼミの鳴き声が聞こえていた。
名前の通り春に出てくる蝉であるが、蝉の声は何となく夏を連想させる。
津軽も初夏の薫りである。でも、今年は少し涼しいかナー?。

2005年6月9日(木)

 学僧時代本山でお世話になった、菊田元執事長が94歳で亡くなった。
私の父の先輩でもあり、追悼会では導師を勤めた。
また、喪主の配慮で修行を終えたばかりの新米教師の息子も出仕させて戴いた。
わたしは、父と息子の姿をカメラに収めていた。

2005年5月18日(水)

 桜が終わってから、ここ一週間肌寒い日が続いていたが、今日は久しぶりに暖かくなった。
境内のあちこちにも山菜が芽を吹き出した。
いつもの場所に、山ウドが出てきたが土質のせいかいつも細い。
結局毎年採らぬままで、伸ばしてしまうが、それも良いだろう。
七面様では、遅咲きの山桜が満開。報恩塔の後ろの木瓜(ぼけ)の花も咲き出した。

2005年5月7日(土)
お花見

 5月3日、姪がお母さん(妻の妹)と一緒にはじめて青森にやってきた。
翌4日の午前中、八甲田山の雪の回廊を見て、午後から桜満開の弘前へ。
好天に恵まれ、弘前城本丸から見える岩木山もくっきり。
写真スポットでは、カメラを構えた人達で渋滞状態でした。
夕食後に見た西堀の桜トンネルも幻想的で、私も久しぶりに観桜を満喫しました。
弘前が初めての二人は感激して翌日帰路につきました。

2005年4月29日(金)
開花宣言!

 坂の途中の桜が開花しました。
早咲きの桜ですが、今年は一昨日まで蕾のままでした。
昨夜、雷と強い雨があり、今朝ようやく晴れて暖かい日差しが境内に差し込みました。
その影響か、一斉に蕾がほころび出しました。
二分から三分咲きといったところです。
墓地のソメイヨシノは、今日もまだ蕾のままです。

 裏山では、白いイチリンソウのあとに咲き出す紫色の菊咲きイチリンソウが満開です。
また、その間を埋めるように紫色のスミレが可憐な花を風に揺らしていました。
もう間もなく春爛漫です。

2005年4月28日(木)
初ウグイス

 今日、今年はじめて「ウグイス」のさえずりを聞いた。
あんなにあった雪もすっかり消えて、桜の蕾もふくらみようやく春が来た。

 そういえば、以前我が家に迷い込んできて、大黒様の脇に留まり美声を聞かせてくれた「ウグイス」は、元気でいるのかなぁ?

2005年4月18日(月)
雪の回廊

 昨日から、仕事で南部に出かけ、帰路は好天気に誘われて八甲田山コース(最短距離?)で帰宅した。
今年は、やはり大雪の影響で春が遅い。
一昨年は、十和田市界隈が桜満開であったが、ことしはまだ蕾がかたかった。
八甲田山中腹の「睡蓮沼」も、雪に覆われていた。昨年は、湖沼が現れて「ミズバショウ」も咲いていた。
まだまだ、雪の回廊も4〜6mの高さであった。
ゴールデンウィークも賑わうだろう。

2005年4月17日(日)
韓流!

 日韓友情年2005というイベントで、韓流ブームで人気を得たパク・ヨンハが青森に来た。
「冬ソナ」にでて、ぺ・ヨンジュの恋敵であったが、今おばさん達には韓流俳優はみんなスターだ。
と、云うことで青森のイベントにも、2000名招待に対し、県内外から24000通の応募が有ったらしい。
12倍の競争率に、我が家の女性軍がチケットを二枚当てた。
ところが、娘が部活で忙しく、なんと一緒に行けるのは私だけだった。
2000名近いおばさん達の中に、男性は私を含め3、4人。
実に、肩身のせまいイベントだった。それにつけても、おばさん達の熱狂ぶりには、圧倒されどうしだった。

2005年4月16日(土)

 彼岸の頃は山のようだった雪もすっかり溶けて、残すところわずかになった。
裏山では、キクザキイチリン草が可憐な花を咲かせていた。
例年に比べても半月以上おそい春の到来だ。
それでも、今月末には桜も開花の予想である。(昨年は、もう満開だったが・・・)
 息子も、昨日身延山の信行道場に入場した。私は見送りに行けなかったが、同じく息子さんが入場し見送りに行った友人から元気そうだった、と連絡をいただきホッとしている。
わずか一月余りではあるが、充実した日々を送れることであろう。

2005年4月9日(土)
花まつり

 昨日は、お釈迦様の誕生日「花まつり」でした。
お参りいただいた檀信徒の皆様ごくろうさまでした。
皆さんに、甘茶を灌いでいただいたお釈迦様が、微笑んでいるようでした。

2005年3月31日(木)
白鳥の帰郷

 田んぼに、北に帰る途中の白鳥たちが羽を休めていた。
もう春の訪れを間近に控えている今日この頃のはずが、また冬に逆戻りのような天候である。
桜の開花宣言もチラホラ聞かれるのに、北国の春はまだ遠い。

2005年3月28日(月)
お世話になりました。

 昨日は、午後から中学校と
夕方から小学校の教職員歓
送迎会に参加してきました。
中学校は次男が在学中です
が、小学校はお世話になった
教頭先生が転任ということで
おじゃましてきました。
 転出の先生が、涙で挨拶の
声をつまらせておりましたが、
きっと中里でよい教師を送ら
れたのだと思います。
 転任先の学校でも頑張って
貰いたいと思いました。

2005年3月21日(月)
雪が少なくなりました

お彼岸に入って暖かい日が続いたせいか、だいぶ雪が少なくなりました。
屋根までつながっていた雪で、閉ざされていた位牌堂の窓にも、ようやく光が射しました。
雪で埋まっていたお墓も姿を現しました。もうすぐ春です。
 

2005年3月20日(日)
お彼岸のお中日

 暑さ寒さも彼岸まで、雪はまだまだあるけれど、何となく空気が春らしくなってきました。
春遠からじだなー。